2012年03月27日

大多摩ハム「夢天下東京Xロースハムスライス」(東京都)

普段、東京23区内で生活しているとなかなか実感できないことですが、多摩地域は第一次産業も盛んで、独自の食文化が育まれています。
中でも私が最も注目しているのは、豚肉「トウキョウX」。
これは世界に誇れる日本一の豚肉なのではないかと。

トウキョウXはバークシャー種、デュロック種、北京黒豚の三元交配種。
この3種類の豚が交配されたものです。

・バークシャー:イギリス原産。いわゆる黒豚のことで、肉質が細やかで締まりがあり、脂は多いがさっぱりしている。
・デュロック:アメリカ原産、肉質の良い肉が安定してとれる。また、成長が早く、他の品種に比べ同量の肉になる為に必要な飼料の量が少なくて済む。
・北京黒豚:中国原産。脂肪の融点が低く、口溶けが良い。

このように、DNAひとつとっても国際色豊かなところが国際都市“東京”らしい(?)トウキョウX。
名称の「X」には“掛け合わせ”という意味に加えて、“未知なる価値に向けた進化の可能性”といった意味も込められているようです。

生産者には従うべき飼育管理マニュアルがあり、交配はトウキョウX同士であることが求められ、1頭1頭きちんと管理されることで、その質が担保されています。

日本各地に旨い豚肉がありますが、往々にしてその売り文句は
「豚の旨さは脂。この豚は、臭みがなく、とろけるような脂の旨味が売りです」
という感じです。
それ自体、全然悪いことではありません。

が、この豚肉は「脂が旨い」以上に「肉そのものが旨い」のです。
とある催事で試食したのですが、試食の肉って冷めてることが往々にしてあり、脂が固まってひどく不味いものも少なくないのです。
しかし、この「トウキョウX」は冷めていてもなお美味しいものでした。
温度でごまかす必要のない、本当に旨い肉であることを身を以て証明したのです。

さて、福生市に、この豚肉を使った加工品を作っているメーカー「大多摩ハム」さんがあります。
昭和初期から長くこの地域に根差して、ドイツ発の食肉加工の技術を振るわれています。

中でもオススメしたいのが、この「夢天下ロースハム」。

IMG_1400.JPG

http://shop.otama.co.jp/i-shop/product.pasp?cm_id=87028&to=pr

「むてんか」と読みます。
この文字に込めた意図はこんな感じ。

IMG_1401.JPG

「クリーミーで豊かな良質脂肪」とありますが、私が食べた限り、その味の魅力は上述の通り「肉の旨味」です。

ハムには目玉焼きでしょう、ということで添えてみました。

IMG_1689.JPG

が、卵との相性うんぬんより、単体の豚肉料理として、実に美味しいです。
「ハム」と言うよりは「美味しく調味した豚肉」と言いたくなるものです。
それでいて、「これまで食べたハムの中で最も後を引く味」です。
なんちゅう旨さ。
また買いに行きたい・・・
しかし遠い・・・

なお、“無添加”の商品ですが、この作り手の添加物に関する説明がまた、お客に対して誠実でステキです。
http://shop.otama.co.jp/i-shop/product.pasp?cm_id=235798&to=pr

詳しくはサイトをご参照いただきたいところですが、この一文が最も注目すべきところかと思います。
(以下)

現在、無添加ハムや自然食品が注目されていますが、おいしさと安心をお届けするには「合成添加物を入れさえしなければよい」というものではないと考えます。

(以上)

添加物を少量使用したものも売っています。
こちらはベーコン。

IMG_1398.JPG

焼くとこんな感じ。

IMG_1690.JPG

絵に描いたようなベーコンです。
やや塩味が強いですが、これこそ目玉焼きにピッタリ合いそう。


さて、「大多摩ハム」では、会社にショップ及びイートインの店「シュトゥーベン・オータマ」を併設しています。

IMG_1274.JPG

ここでは「東京エックスランチ」なる、文字通りのメニューが堪能できます。

IMG_1277.JPG

実物はこんな感じ。

IMG_1280.JPG

日曜のランチタイムは、昼からビールジョッキ片手に豚肉料理を楽しむオトナな家族の姿もちらほら見られます。

また、福生市発のB級グルメである「福生ドッグ」も販売しており、イートインはもちろん、こちらはテイクアウトも可です。

IMG_1278.JPG

IMG_1279.JPG

ケチャップとマスタードをジャンクな感じにかけて食べると、

IMG_1286.JPG

めっちゃ旨い!
贅沢な旨味が頬張った口の中いっぱいに広がり、ケチャップとマスタードのジャンクな味が後を引きます。

福生ドッグは福生市で色々な店が独自のスタイルの商品を展開しており、食べ歩くのも楽しそう。
でも少なくとも、この店のやつは外せないですね。
是非リピートしたいところ。
若干遠いですが・・・
posted by IceLeap at 01:29| Comment(0) | 東京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。